顎整形手術の進歩
顎の整形手術というのは現在どのような施術が行われているのでしょうか。
顔の輪郭が変わると、ずいぶん顔の印象も変わるもので、すっきりした輪郭に憧れる女性も多いでしょう。
あごの整形手術は、昭和50年ころまでは美容外科でも骨を削るという方法はあまりせず、あごの骨皮質を少し削るような方法でした。
当時の整形手術では、まだ全身麻酔の負担が多くて、またいい設備もあまり整えられてはいなかったのです。
時代がバブル期を越えるころになると、全身麻酔の技術もどんどん向上し、美容整形外科も施設が整えらられ、あごの整形手術もそれにつれ向上するにいたりました。
最近では顎の整形手術は、ほぼ患者の望みどおりにできるようになりました。
けれどもその技術を考えると、あごの手術ではまだ医師や病院によって違いがあるのです。
極端な例ですが、いまだに局所麻酔を使用するところもあります。
技術や施設が不十分だと、希望とおりのあごに変えてもらえなかったり、皮膚に傷が残ってしまう、ということもあります。
局所麻酔であごを整形する場合、手術中に聞こえる骨を削る音や、振動が辛いと感じることが多いようです。
内耳に伝わる音は、外から入ってくる音と違って相当な苦痛を伴うのです。
その技術が向上してきているとはいえ、あごの整形手術には何よりもまず信頼できる病院をしっかり探してから臨むことが必要になってきます。
多汗症治療に使われるボトックスとは
多汗症治療に使われるボトックスとは、アメリカのアラガン社が販売している製剤で、FDA(米国食品医薬品局)にも承認された医薬品です。
今は多汗症の治療薬として使われているボトックスは、もともとは眼瞼痙攣や斜視を治すための薬でした。
ボトックスに使われている有効成分には、A型ボツリヌス菌というボツリヌス菌が作る猛毒のひとるがあります。
猛毒のボツリヌス菌が使われるといっても微量であり、多汗症の治療と使う場合は血液中に入れるのではないので、心配の必要はありません。
ボトックスには一時的に筋肉の働きをブロックする効果があります。筋肉の収縮を弱めるために、筋肉と神経が接合した部分に働きかけます。
このボトックスの性質を生かすことで多汗症治療の他にもシワ治療薬としても使われています。
多汗症は、アセチルコリンという神経伝達物質の指示によりエクリン汗腺から大量の汗が分泌することです。
多汗症の治療として、アセチルコリンの働きを阻止して汗が出るのを抑えるのが、ボトックスの力です。
アポクリン汗腺はもうひとつの発汗源で、これがワキガのもとになっているのですが、ボトックスはこれには働きません。
ボトックスを同じような働きをするA型ボツリヌス毒素製剤には、イプセン社のディスポートや中国製のBTXAがあります。
このうちのBTXAは大変安価であることが売りのようですが、アメリカや欧州ではまだあまり販売されていないようで、日本でもほとんど使われていないのです。
メタボリックシンドローム予防のための食事
メタボリックシンドローム予防の第一歩は、やはり食事からです。
食事で振り返らなければならないのは、その内容だけでなく、食べる量や時間、そして食べ方も大きく影響をするのです。
毎日少し気をつけるだけでも予防はしていけるものなので、出来る範囲で少しずつでも実行していくと、健康には効果があり、またダイエットとしてもよいことにつながるでしょう。
メタボリックシンドロームにならないための措置として、寝る3時間前以降はものを食べないということも重要です。
それはなぜかというと、寝る3時間以内にものを食べると中性脂肪は増え、その中性脂肪を代謝する機能は食べてすぐに眠るとうまく処理されないからなのです。
そうやって処理しきれなかったエネルギーは血液中に残り、それがもとで中性脂肪が増えてしまうのです。
また、食べたあとにすぐ寝ることは脂肪の吸収をよくすることで、それで脂肪がたまってしまい、さらにメタボリックシンドロームの状態に一歩近づくというわけです。
そしてゆっくりと時間をかけてよく噛んで食べると、それもメタボリックシンドロームの予防につながるのです。
咀嚼をすると満腹中枢が刺激され、少量の食事でも満足できるうえ、インスリンの分泌が正常になって肝臓の負担を軽減します。
目安としてはひとくち30回程度で、食べ物が口の中でおかゆ状になるまでが理想的です。
また食事の量を制限することもメタボリックシンドロームの予防策としては忘れてはならないことです。
それには一日に必要なエネルギー量をまず調べておいて、その範囲以外では食べないようにすると、脂肪を余分につけないことになります。
ダイエットは食事から
このごろ自分の体重が増えたと気になっている人がやせようとするとき、とりあえず気をつけるのはたいてい食事でしょう。
勝手なやり方でひどい食事制限をする人もいれば、極端に食事の量を少なくする人もいるでしょう。
かえって太りやすい体を作ってしまったり、健康を害してしまうこともあるので注意が必要です。
ではやせようとダイエットをする場合、食べ物に関しては、どんな風に食事を摂ればいいでしょうか。
それにはまずダイエットを始めるときに自分がどうして太ってしまったのかを解析してみましょう。
食事の際に摂る摂取エネルギーが消費エネルギーより多い場合は、太りやすくなるのは基本的なことです。
普段から食べすぎているのではないか、基本的に運動不足なのではないか、またダイエットに失敗したことが元でリバウンドをしていないかなどをじっくり考えてみましょう。
自分の太ってしまった原因がわかるとどのような対策をとるべきかがわかります。
なにかのストレスによってついつい食べ過ぎて、太ってしまった人であれば、そのストレスとも向き合いながら、なんとか食事もコントロールするようにするといいでしょう。
とにかくまずはストレスの元を断つように努力することで、食事も普通にできるようになり、健康にいいダイエットをすることもできるでしょう。
そしてリバウンドをしないようにするためには、食事はきちんと摂りながら、ゆっくりと体重が減っていくようなダイエットが理想的です。
心にも体にも負担をあまりかけないですむダイエットを進めるために、無理は禁物と自分に言い聞かせ、体や心を損なわないようにしなければなりません。
ダイエットサプリとは
最近では、普通の食卓にのぼる食材からだけだは不十分だと思われる栄養素を、サプリメントで代わりに摂ろうとする人が結構います。
また健康だけでなく、美容目的でもサプリメントを摂るようにしている人も、たくさんいることでしょう。
このごろ注目されているダイエットサプリにはどのようなものがあるでしょうか。
その種類はじつに様々ですが、どのダイエットサプリも食事と一緒に摂取することでダイエット効果があるといわれているサプリメントです。
とくに人気があるのが、このところよく耳にすることが多くなった、コエンザイムQ10やLカルニチンなどのダイエットサプリです。
これらのダイエットサプリに共通するのは体内の脂肪を燃焼させる働きがあることで、とくに下半身ダイエットに効果があるといわれています。
そしてこれらはダイエットとしての効果だけではなく、冷え性を改善したり、肌をきれいにする力も持っているのです。
ダイエットのために、このようなダイエットサプリを飲むと同時に、ある程度の運動を継続して行う人も増えているようです。
ダイエットを進めるには、他にもコーヒーダイエットや寒天ダイエット、そして豆乳ダイエットなどもあります。
ダイエットサプリがこれらのダイエット方法よりも指示されるのは、やはりなんの準備も要らず、全くてまのかからない簡単なやり方に、その理由があるのだといえるでしょう。
インターネットでダイエットサプリを検索すると実にさまざまな種類のダイエットサプリの情報を得ることができます。
それらをうまく活用して探してみれば、自分の体質に合ったものを見つけることもできるかもしれません。